「探求」3年間の集大成 静岡雙葉高2年生が発表

 静岡雙葉高(静岡市葵区)は10日、2年生が中学3年次から3年間にわたって探求したテーマの成果発表会を同校で開いた。

ポスターセッションをする生徒=静岡市葵区の静岡雙葉高
ポスターセッションをする生徒=静岡市葵区の静岡雙葉高

 2年生約130人は個人やグループに分かれ、「生命科学」「科学技術」「社会科学」「国際教養」の4テーマから一つを選び、各自で課題を見つけて研究に取り組んできた。
 成果はポスターや口頭で発表。日本で同性婚ができない理由、3Dプリンターを用いて校舎の模型を作成する方法、色があせるメカニズムなど、多様なテーマを探究した。英語による発表もあった。
 子どもの主体性を重視したオルタナティブスクールの教育を探求した藁科美有さん(17)は「授業ではこんなにじっくり一つのことを研究したことがなかった。将来やってみたいことが見つかった」と成果を語った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞