平和の尊さ発信へ 生徒が写真展企画 静岡雙葉中・高

 平和の尊さを発信する静岡雙葉中・高(静岡市葵区)の「PEACEプロジェクト」は17日まで、ミャンマーやウクライナなどに住む人の暮らしや風景をテーマにした写真展を同校で開いている。

川口さんを囲んだ座談会=静岡市葵区の静岡雙葉中・高
川口さんを囲んだ座談会=静岡市葵区の静岡雙葉中・高

 ミャンマー国軍のクーデターから2年、ロシアによるウクライナ侵攻から1年を迎えるタイミングで平和のあり方を考えようと企画した。写真家の川口敏彦さんらが出品し、各国の美しい風景や戦争によって変わり果てた街などを写した約130点が並ぶ。
 特別企画としてこのほど、川口さんを同校に招き座談会が行われた。川口さんはミャンマーなど現地の厳しい状況や歴史的な背景を説明し、「足を運んで、住む土地によって平和のあり方は異なると思った」と生徒らに語り掛けた。
 生徒からは「写真の向こう側の世界をイメージできた」などと感想があった。

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