菊川PR自作パンフ配布 「きくがわ応援大使」の内田小6年生 修学旅行先で観光産品紹介
菊川市から「きくがわ応援大使」に任命された内田小の6年生がこのほど、活動を市職員に報告した。菊川をPRするパンフレットを作り、昨年11月に修学旅行で訪れた三重県の観光客に配布した。
6年生約40人は総合的な学習の時間に地域の魅力を調べ、学びを生かそうと応援大使になった。タブレット端末で市内の観光地や飲食店、深蒸し茶を紹介するパンフレットを作成し、紙にして伊勢神宮や鳥羽水族館などで配った。後日、受け取った人から学校宛てに手紙やメールが届き、その中には菊川を訪れた人もいたという。
榊原佐彩さん(12)と佐野維吹さん(12)は「生まれ育った場所を知ってもらえてうれしい」「県外の人と関わるきっかけができる」と活動を振り返った。
応援大使は同市が昨年8月から開始した事業。居住地を問わず、菊川を応援したい人を広く募集している。1月末までの登録者数は163人。応援大使の公式サイトから申し込むことができ、登録者には任命状と専用名刺を提供する。