写真集にブラジル選手団 浜松写真連絡協議会 東京五輪・パラで事前合宿

 浜松市の写真同好会「浜松写真連絡協議会」(大石秀夫会長)はこのほど、写真集「光の奇跡―ファインダー越しの世界―」を作製した。国内外の美しい風景や動植物に加え、同市で東京五輪・パラリンピックの事前合宿を行ったブラジル選手団の様子を収めた。大石会長ら5人が20日、市役所を訪れ、鈴木康友市長と在浜松ブラジル総領事館のガルシア・アウデーモ総領事に写真集の完成を報告した。

ブラジル選手団の事前合宿の様子などを収めた写真集の完成を報告する関係者ら=浜松市役所
ブラジル選手団の事前合宿の様子などを収めた写真集の完成を報告する関係者ら=浜松市役所

 同協議会として約5年ぶりの写真集(A4判168ページ)。会員のうち52人が撮影した約200枚を掲載した。同選手団の写真は市の要請を受けて2017年6月~19年11月、柔道や車いすマラソンなど各競技の事前合宿や市民との交流イベントの際に撮影し、約1700枚の中から厳選した35枚を盛り込んだ。
 写真集の寄贈を受けた鈴木市長は「練習風景や交流の様子が伝わる貴重な写真集を後世に残していきたい」、ガルシア総領事は「素晴らしい写真集に感謝したい」とそれぞれ謝辞を述べた。大石会長は「選手の気持ちが伝わるような写真を心がけた。多くの人に見てほしい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞