リノベで新たなまちづくり 専門家トークショー こだわり商品も並ぶ 浜松市がフェス

 遊休不動産や空間をリノベーションの手法で再生しながらエリアの価値向上や振興を図る「リノベーションまちづくり」をテーマにしたイベント「浜松リノベーションフェスティバル」(浜松市主催)が4日、同市中区の市ギャラリーモール・ソラモと新川モールで始まった。こだわり商品のブースを開設したり、専門家によるトークイベントを行ったりして、市が進める新たなまちづくりの方策を市民にアピールした。5日まで。

リノベーションスクール受講生らによるこだわり商品のブースが並ぶ「浜松リノベーションフェスティバル」=浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモ
リノベーションスクール受講生らによるこだわり商品のブースが並ぶ「浜松リノベーションフェスティバル」=浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモ

 ブースを設けたのは、市が2015年から実施しているリノベーションスクールの受講生や関係者。大人向けの文房具や世界のクラフトチョコレート、ペーパーステンドグラスなどを扱う約30店が出店した。店主らは来場者との交流を楽しみ、愛着ある自慢の商品を丁寧に紹介した。
 トークイベントでは、国内リノベーション界の第一人者と言われる大島芳彦さんと、全国を舞台にリノベーションまちづくりに取り組む青木純さんが、自身が手がけたリノベーション物件や今後の展望などを解説。地元でリノベーションに取り組む事業者らによるパネル討論もあった。
 5日は午前10時~午後5時。鈴木康友市長や大島さん、青木さんらによるトークショー、リノベーションスクール受講生の公開プレゼンなどを行う。詳細はイベントホームページに掲載している。

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