奨学生の私立高卒業報告 静岡新聞放送財団「大学でも頑張りたい」

 静岡新聞社・静岡放送が設立した「静岡新聞放送奨学財団」は13日、県東部の私立高校を卒業した奨学生を対象に卒業報告会を沼津市のサンフロントで開いた。財団初の卒業生が高校生活の思い出やこれからの抱負を語った。

大石代表理事(右)から記念品を受け取る奨学生=沼津市のサンフロント
大石代表理事(右)から記念品を受け取る奨学生=沼津市のサンフロント

 報告会には奨学生3人が出席。卒業報告とともに「高校生活の幅が広がった」「やりたかったことに打ち込めた」と振り返り、「努力を忘れず大学でも頑張りたい」「教員になって東部を盛り上げたい」などと将来への抱負を述べた。
 財団は卒業記念品として名前入りのペンケースを奨学生に贈った。財団の大石剛代表理事は「夢や目標を目指しながら、『静岡を盛り上げるために貢献する』という思いを持ち続けてほしい」と話した。

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