豊作期待 シイタケ菌打ち 2年寝かせて収穫へ 島田 企業とNPO体験会

 島田市川根町笹間地区で活動するNPO法人「森づくりS川根・NPO」(岡村尚理事長)とネット製造のナカダ産業(同市)はこのほど、同地区の山村都市交流センターささまでシイタケの菌打ち体験に取り組んだ。

シイタケの菌打ちを体験する参加者=島田市川根町笹間上の山村都市交流センターささま
シイタケの菌打ちを体験する参加者=島田市川根町笹間上の山村都市交流センターささま


 企業と農山村が協働で地域活性化を目指す県の「一社一村運動」の一環。両団体は2009年からそば打ちや陶芸体験などを行い、地域イベントにも協力している。
 同社の社員や家族など約30人が参加した。原木はナラやシデ、サクラ、クヌギを使用し、シイタケの種駒をハンマーで打ち込んだ。原木は山林で保管し、2年ほど寝かせて収穫する予定。地元で採れた食材を使ったシイタケの天ぷらやそばなども振る舞われた。
 (島田支局・寺田将人)

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