池田柊線 全線開通 新東名に直結、利便性向上 長泉で式典
JR三島駅北口周辺から長泉町の国道246号を東西に結ぶ都市計画道路「池田柊線」が18日、全線開通した。同町東部から新東名高速道長泉沼津インターチェンジ(IC)や東名高速道沼津ICへの利便性が向上し、周辺道路の混雑緩和や企業立地など地域振興が期待される。
今回の開通区間は、いずれも同町下長窪の国道246号陣場交差点から町道城山尾尻線との交差部までの360メートルで、事業費は約27億円。2月に完成した都市計画道路谷田幸原線などと合わせ、県道三島裾野線から新東名長泉沼津ICまでが直結し、長泉町内の東西交通が改善する。
同町下長窪で開かれた開通式には国土交通省や県、町などの関係者が出席し、テープカットして祝った。池田修町長は「交通や物流などあらゆる面で多大な恩恵を受けるだろう」と期待した。
(東部総局・天羽桜子)