「出会い大切にしたい」 島田市学生親善使節 4年ぶり米姉妹都市へ

 米国リッチモンド市に派遣される島田市学生親善使節の出発式が20日、JR島田駅南北自由通路で行われた。

出発式で意気込む中高生ら=JR島田駅南北自由通路
出発式で意気込む中高生ら=JR島田駅南北自由通路

 市国際交流協会の事業で、中高生の語学力向上や国際感覚を養うことが目的。新型コロナ禍で中断していて、4年ぶりに再開した。派遣されるのは公募で選ばれた市内在住の中高生8人。
 リッチモンド市は島田市の姉妹都市で、現地では小学校や高校、大学に訪問して語学などを学ぶ。それぞれホストファミリー宅で過ごし、交流する予定。派遣期間は20~30日。
 出発式には家族をはじめ、同協会や市などの関係者が駆け付け、旅の安全を祈った。使節リーダーの増田佳穂さん(藤枝東高2)は「新たな出会いを大切にし、充実した活動にしたい」と意気込んだ。山中史章教育長は「良い思い出をたくさんつくってきてほしい」と激励した。

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