明治時代の輸出茶ラベル「蘭字」 小笠高生がデザイン 26日まで菊川で展示会
菊川市の小笠高美術部と生物生産部による蘭字(らんじ)展が26日まで、同市堀之内の菊川赤れんが倉庫で開かれている。部員がデザインした蘭字19点を展示している。
蘭字は明治期にお茶を輸出する木箱に貼られたラベル。会場には緑の茶葉や白いお茶の花を表現した蘭字のほか、菊川をPRしようと市の鳥キセキレイを添えた作品などが並ぶ。赤いだるまを鮮やかに描いた美術部1年の松下英心さん(16)は「蘭字の構図がおもしろく、見ても描いても楽しかった。日本らしいデザインを考えた」と話した。
午前10時~午後4時(26日は午後2時まで)。