島田市出身の俳優別所さん「バレーが自分の原点」 藤枝で仲間の大切さ語る

 島田市出身の俳優別所哲也さん(57)の講演会(NPO法人藤枝市スポーツ協会、同市バレーボール協会主催)がこのほど、市生涯学習センターで行われた。「スポーツで培ったチカラで夢を叶(かな)える」と題し、バレーボールに励んだ中高生時代に出会えた仲間らの大切さを語った。

スポーツを通じて出会えた仲間らの大切さを語る別所さん=藤枝市生涯学習センター
スポーツを通じて出会えた仲間らの大切さを語る別所さん=藤枝市生涯学習センター

 別所さんは中学時代に競技を始めた。藤枝東高に進学し、全国大会を目指して日々努力した高校時代の思い出を写真で振り返った。1年時に部活をやめたいと思ったと言うが、「やめずに済んだのは競技の魅力や仲間の支え、チームのつながりがあったから」と打ち明けた。
 米国で映画デビュー後、スポーツを通じて撮影スタッフらと親睦を深めたことや、国際短編映画祭の活動なども紹介。「バレーボールと藤枝東高で3年間過ごした経験が自分の原点になっている」と述べた。
 講演会は藤枝市バレーボール協会の50周年記念事業の一環。子どもから高齢者まで幅広い年代の約200人が聴講した。

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