デジタル田園都市目指す 島田市まち・ひと・しごと創生市民会議 戦略名称 改訂の方針

 島田市まち・ひと・しごと創生市民会議の2022年度第2回会合が22日、市役所で開かれた。第2期市まち・ひと・しごと創生総合戦略(20~24年度)を、市デジタル田園都市国家構想総合戦略(仮称)に改訂する方針を確認した。

島田市の人口動向などを協議した会議=島田市役所
島田市の人口動向などを協議した会議=島田市役所

 国が昨年12月に地域活性化の新5カ年計画「デジタル田園都市国家構想総合戦略」をまとめたことを踏まえた対応。市は23年度中に改訂し、計画期間は24~27年度の4年間を予定している。新たにデジタルの活用などを計画に盛り込むことなどを検討していく。長期ビジョンとして2060年の目標人口8万人は維持する。
 島田市の近年の人口動向についても協議した。委員からは「市中心部の空洞化が進んでいる」「観光産業など働く場所をつくっていく必要がある」などの意見があった。高校生の委員は「情報がないと地元を出て行ってしまう。島田の企業や良いところを発信してほしい」と指摘した。
 (島田支局・寺田将人)

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