利用5万人 記念祝う 浜松・市防災学習センター

 浜松市中区の市防災学習センターの利用者が25日、2018年12月のオープンから約4年3カ月で5万人に到達し、施設内で記念式典が開かれた。市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」の着ぐるみが登場し、節目を祝った。

利用者5万人を達成し記念撮影をする市川さん家族と関係者=浜松市中区の市防災学習センター
利用者5万人を達成し記念撮影をする市川さん家族と関係者=浜松市中区の市防災学習センター

 式典では、5万人目の来場者となった中区の公務員市川賢さん(42)家族に記念品を贈呈した。これまでに4回ほど訪れたという市川さんは「子どもから大人まで防災を楽しく学べる場。今日は偶然だったが、うれしかった」と話した。
 鈴木康友市長は「防災は自助が重要。南海トラフ地震が想定される中で、ここで災害の特徴を学び、備えてほしい」と呼びかけた。
 防災学習センターは17年3月に閉校した市立北小の校舎などを活用し、開館した。「知る・感じる・つながる」防災をテーマに、市内の小中学生を中心に活用されている。

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