プログラミング全国大会 掛川北中が最優秀 市長に報告 東中は特別賞
プログラミングの全国大会「STREAMチャレンジ2023」(超SDGsラボ主催)の表彰式がこのほど、オンラインで行われ、人型ロボットのペッパー部門で掛川市の北中が最優秀賞、東中が特別賞を受賞した。このほど、生徒らが市役所を訪れ、久保田崇市長に受賞を報告した。
最先端技術を活用して社会課題に取り組む活動を応援する大会。北中は3年の水井悠人さん、深江和真さん、北沢寿梨さんのグループがSDGsをテーマに選んだ。生徒が紙の削減や節水に関するクイズなどを行い、ペッパーが個人のQRコードを読み込むとポイントが加点されるプログラムを組んだ。
出席した水井さんと深江さんは「QRコードを不正に使わないようにしたり、点数結果が見やすいようにしたり工夫した。頑張ったプログラミングを評価されてうれしい」と話した。
東中は2年の塩谷虎太郎さん、高塚荘汰さん、倉島佳佑さんが参加。災害避難所に来た人に小型コンピューター「マイクロビット」を配り、避難者が助けを求めるボタンを押すと運営本部のペッパーに情報が伝わる仕組みを考えた。
(掛川支局・伊藤さくら)