⚽ボニータ、ホーム初戦黒星 サッカーなでしこリーグ1部

 サッカー女子プレナスなでしこリーグ1部は26日、第2節2試合を行った。初昇格した静岡SSUボニータはホーム初戦でオルカ鴨川と対戦し、1-2で敗れた。ボニータは前半6分にクロスから失点すると、後半8分にはCKを押し込まれて追加点を奪われた。32分に途中出場のFW森田和伽がゴールを決めたが及ばなかった。


オルカ鴨川(6) 2(1―0 1―1)1 静岡SSUボニータ(1)
伊賀(6) 3(0―0 3―0)0 スペランツァ大阪(0)



 追い上げ及ばず
 ホーム開幕戦で初白星を狙った静岡SSUボニータは1部の高い身体能力に屈した。相手の外国人選手と対峙(たいじ)したゲーム主将のDF塩沢は「球際の強さや判断のスピードをもっと高い基準にしないと」と課題を挙げた。雨でぬかるんだピッチで奮闘したが、勝負強さは相手が一枚上手だった。
 後方からつなぐボニータに対し、相手は長い球や両サイドからのクロスを多用し、前線の強さを前面に押し出した。その対策はしていたというが、小川監督は「相手のやりたいことをやらせてしまった」と唇をかんだ。
 前半はシュートなしと押し込まれたが、後半は選手交代で勢いを取り戻した。一矢報いた得点は途中出場のFW山本のシュートがこぼれたところをFW森田が詰めた。投入直後に結果を出した森田は「ファーストタッチでシュートを決める」と強い気持ちでピッチに立ち、ホームの意地を見せた。次節に向け「簡単に勝てる相手はいない。試合の前半から盛り上げたい」と初勝利を見据えた。
 

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