道路整備、地元期待「生活の質高まる」 天城峠、月ケ瀬-茅野

 国土交通省沼津河川国道事務所は31日、伊豆縦貫自動車道を構成する天城峠道路の月ケ瀬-茅野(いずれも伊豆市、5・7キロ)の整備事業に着手すると正式に発表した。美しい伊豆創造センターの植松和男専務理事(64)は「災害時の基幹道路として利用でき、病院へのアクセスも円滑になる。住民の生活の質が高まる」と期待した。
 2023年度は事業費1億円を充てる。具体的な事業内容は4月に公表するとしている。
 天城峠道路は伊豆市から河津町までの21・6キロ。整備着手する区間は北側に当たり、開通すると移動時間が6分短縮されて5分になる。観光振興も期待される。
 茅野から南側の区間についても事業化の前提となる都市計画決定を受けている。

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