6月の静岡県大会上位入賞へ 救助訓練を開始 志太消防本部
志太消防本部藤枝消防署で12日、6月の県消防救助技術大会に向けた訓練が始まった。21人の隊員が技術や体力の向上を図る。
参加者は20~30代の若手が中心。ロープブリッジ救出やほふく救出など陸上の部4種目に出場する。隊員は互いに声をかけ合い、時間を計って迅速な救助を意識した。練習は平日午前に行う。
開始式で立林保藤枝消防署長は「市民の期待に応えるために全力で取り組んでほしい」と激励した。選抜救助隊長の後藤純一さん(33)は「技術、知識、気力の向上を目指し、市民の安全安心を守れるような隊員づくりを心がける」と県大会での上位入賞へ意気込んだ。
焼津消防署訓練センターでも訓練が始まり、障害突破や引き上げ救助などに励んだ。陸上の部4種目と水上の部2種目に出場する。