冷蔵貯蔵のかんきつ類 爽やか「不知火」初選果 浜松・浜北区

 JAとぴあ浜松は19日、冷蔵貯蔵したかんきつ類「不知火(しらぬい)」の今季初の選果作業を浜松市浜北区の同JA湖北営農果樹センター柿梨選果場で行った。かんきつ類が比較的品薄になるこの時季に市場へ出荷する。

選果される「不知火」=浜松市浜北区のJAとぴあ浜松柿梨選果場
選果される「不知火」=浜松市浜北区のJAとぴあ浜松柿梨選果場
「不知火」の選果作業にあたる関係者ら=浜松市浜北区のJAとぴあ浜松柿梨選果
「不知火」の選果作業にあたる関係者ら=浜松市浜北区のJAとぴあ浜松柿梨選果
選果される「不知火」=浜松市浜北区のJAとぴあ浜松柿梨選果場
「不知火」の選果作業にあたる関係者ら=浜松市浜北区のJAとぴあ浜松柿梨選果

 不知火は果汁が多い「清見」と香りが良いポンカンをかけ合わせた品種で、酸味が強く、爽やかな味わいが特徴。直径は8センチ程度。冷蔵貯蔵すると、甘みが強くなる。他産地と出荷時期をずらすことで、高単価で取引されるという。
 今季は管内で2月下旬に収穫し、例年より1週間ほど長く貯蔵した。生産者からの要望を受け、前年の約2倍に当たる約3トンを市内の市場などへ出荷予定。選果場では、関係者ら約20人が傷みや腐りがないかを丁寧に確認しながら、出荷用の箱に詰めた。

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