中野市長「市民もさらに関心を」 就任後初会見 定例記者会見は月2回に

 中野祐介浜松市長は1日、就任後初の記者会見に臨み、「市民に信頼される市政を目指す。市民にもさらに市政への関心と関わりを持ってほしい」と述べるとともに、毎月1回開いていた定例記者会見を2回に増やし、情報発信を強化する考えを明らかにした。

職員に迎えられる中、初登庁する中野祐介市長=1日午前、浜松市役所
職員に迎えられる中、初登庁する中野祐介市長=1日午前、浜松市役所

 中野市長は「市役所だけが頑張るのではなく、市民と市が一体になって、よりよいまちにしたい」との思いを強調。北海道や京都府など過去5度の地方自治体勤務経験を踏まえ、「トップの定例会見としては(月1回では)頻度が少ないと感じる。トップの生の声を発信し、市が何を考え、どういう施策を進めようとしているかを市民に理解してもらいたい」と述べた。
 市長選で支援を受けた自民党や公明党が過半数を占める市議会への対応については「大変心強い」とする一方、「なれ合いではなく、互いに市民の代表としてしっかりと議論を戦わせたい」との姿勢を明示した。
 最大課題として人口減少を挙げ、子ども・子育て施策を中心に「まち、ひと、仕事」の創生に一体的に取り組む方針も語った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞