政令市連携を確認「共通課題多い」中野浜松市長と難波静岡市長 静岡で就任あいさつ

 中野祐介浜松市長は2日、就任あいさつのため、静岡市役所静岡庁舎に難波喬司市長を訪ねた。両市長は、ともに広大な面積を有する政令市として「共通の課題は多い」との認識を共有し、各分野で連携を進めることを確認した。

就任のあいさつを終え、握手を交わす中野祐介浜松市長(右)と難波喬司静岡市長=2日午前、静岡市役所静岡庁舎
就任のあいさつを終え、握手を交わす中野祐介浜松市長(右)と難波喬司静岡市長=2日午前、静岡市役所静岡庁舎

 中野市長が「選挙で浜松市内を回る中で、課題が多いことを実感した」と切り出すと、難波市長は「それぞれに暮らし方、なりわい、災害の姿が違う。全てに対応する必要があり、政令市は権限も広い。やることが山積」とうなずいた。
 両市長は産業やまちづくり、観光、商業などについても意見を交わした。難波市長は浜松市のスタートアップ支援の取り組みなどを挙げて「いろいろと勉強させていただきたい」と伝え、中野市長は「物を言うところはしっかりとタッグを組み、競争のところでは負けないように頑張りたい」と応じた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞