「努力は裏切らない」プロランナー神野選手 浜松開誠館中で陸上部指導
浜松市中区の浜松開誠館中陸上部はこのほど、箱根駅伝で青山学院大の2度の優勝に貢献し、現在は同市を拠点に活動するプロランナー神野大地選手を同校グラウンドに迎え、部員約20人がウオーミングアップなどの指導を受けた。
神野選手は股関節周りに着目したもも上げなどの準備運動を紹介し「長距離走は努力8割、才能2割。努力は決して裏切らない」と強調した。生徒から「箱根駅伝で山の神になった瞬間はどうだったか」との質問には「自分の努力が報われた。価値のある大会だと思う」と答えた。
同部の岩崎桜一朗部長(3年)は「今日は準備運動で走りが軽くなった。学んだことを次の大会などに生かしたい」と話した。
今回の指導は浜松いわた信用金庫の地域貢献活動の一環。同信金がスポンサーとして支援している神野選手の派遣を企画した。