浜松産オリーブの魅力堪能 南区で見学、試食会 「和Olive園」

 オリーブの栽培や加工販売を手がける「和Olive園」(浜松市南区)でこのほど、オリーブ園の見学会とオリーブオイルを使った試食会が開かれた。市内外の料理人ら12人が浜松産オリーブの魅力に触れた。

オリーブ園を見学する参加者ら=浜松市南区の「和Olive園」
オリーブ園を見学する参加者ら=浜松市南区の「和Olive園」

 市内を拠点に生産者と料理人を結ぶ「浜松三ツ星会」が遠州食材の地産地消の推進を目的に企画した。同園の小楠和男代表が、収穫してから搾油するまでの時間を短くすることや、実の色づき具合から適切な搾油時期を判断することなど高品質のオリーブオイルを作るための秘訣(ひけつ)を説明。約1万5000平方メートルに500本ほどが植栽されたオリーブ園を案内した。
 試食会では材料となるオリーブの品種によって甘みや辛みが異なる9種類のオリーブオイルをテイスティングしたほか、サラダなどと合わせて実食した。市内の中華料理店のオーナーシェフで同会会長の内田祥三さんは「優しい味わいで、調味料の一種だと感じる。料理に使ってみたい」と話した。

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