⚽ジュビロ磐田 好機生かせずドロー サッカーJ2第13節

 明治安田J2リーグは3日、各地で第13節の11試合が行われ、磐田は東京Vと0-0で引き分けた。

東京V―磐田 後半、シュートを放つ磐田・古川(右から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、シュートを放つ磐田・古川(右から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、相手の攻撃を頭で防ぐ磐田・リカルドグラッサ(左)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、相手の攻撃を頭で防ぐ磐田・リカルドグラッサ(左)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、競り合う磐田・ドゥドゥ(右から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、競り合う磐田・ドゥドゥ(右から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 試合終了間際、相手のCKをパンチングで防ぐ磐田・GK三浦(左から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 試合終了間際、相手のCKをパンチングで防ぐ磐田・GK三浦(左から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、シュートを放つ磐田・古川(右から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、相手の攻撃を頭で防ぐ磐田・リカルドグラッサ(左)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 後半、競り合う磐田・ドゥドゥ(右から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)
東京V―磐田 試合終了間際、相手のCKをパンチングで防ぐ磐田・GK三浦(左から2人目)=東京・味スタ(写真部・小糸恵介)

①味スタ▽観衆14702人
東京V 7勝2分け4敗(23) 0(0―0 0―0)0 磐田 4勝5分け4敗(17)


 【評】磐田は好機を生かせず、東京Vと引き分けた。
 試合開始直後に相手CKからシュートを打たれたが、枠を外れた。徐々に主導権を握り、ドゥドゥ、上原がミドルシュートを放ったものの、ゴール前で決定機はつくれず無得点で折り返した。
 後半は相手に押し込まれる場面が増えた。32分にカウンターから上原がシュートを打ったがわずかに外れた。終盤に古川、吉長を投入したが、得点に結びつかなかった。
東京Vの堅守に阻まれ無得点
 磐田は東京Vの堅い守りを最後まで崩せなかった。完封勝ちした3月末の栃木戦以来、今季2度目の無失点と守備は踏ん張ったが、肝心のゴールを奪えず痛み分けに終わった。
 前節徳島戦から先発5人を入れ替えて臨んだ。最近2試合でセットプレーからの失点が続いた守備をてこ入れし、GKには昨季まで主力だった三浦が今季初先発。立ち上がりからCKでゴールを狙われる危ないシーンがあったが、落ち着いて対応した。
 セットプレーの対応についてフィールドプレーヤーとライン設定などを入念に話し合い改善した。三浦は「最低限自分のプレーはできたが、勝ちに持っていかなくては」と喜び半分だった。
 横内監督は「まずはゼロで抑えたのは大きな前進」とゾーンとマンツーマンを併用する守備が機能したことを評価。一方「得点を奪いに行ったが、最後のパワーが残っていなかった」と嘆いた。終盤に切り札のドリブラー古川を投入してゴール前まで迫ったが、こじ開けられなかった。
 DF鈴木海は激しい守備に加え、自ら敵陣まで持ち上がって積極的に攻撃参加し、好機を演出した。「ゼロで抑えていれば、次は前線の選手が点を取ってくれると信じている」。攻撃陣が奮起し、中3日でやってくる敵地での千葉戦は勝ち点3が欲しい。

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