若者ボランティア 自習室開催 勉強ができる居場所を提供 小中学生を支援 浜松市中区

 浜松市中区の富塚協働センターを拠点に活動する若者ボランティア団体「コミュニティ・アシスタント」はこのほど、居場所づくりと勉強に意欲的な小・中学生を支援しようと入退場自由の自習室「スタトミ」を同センターで初開催した。

勉強に励む小学生ら=浜松市中区の富塚協働センター
勉強に励む小学生ら=浜松市中区の富塚協働センター
勉強を教える高校生=浜松市中区の富塚協働センター
勉強を教える高校生=浜松市中区の富塚協働センター
勉強に励む小学生ら=浜松市中区の富塚協働センター
勉強を教える高校生=浜松市中区の富塚協働センター

 スタトミは「スタディー トミツカ(Study Tomitsuka)」の略。高校生7人と小中学生約10人が参加した。小中学生は、算数や地理などの解き方が分からない問題を高校生にサポートしてもらい2時間半ほど宿題や自習などの勉強に励んだ。時折頭を悩ませながらも、年齢の近い高校生の身ぶり手ぶりを使った教え方に後押しされ、勉強に親しんだ。
 学校や塾以外に学習できる居場所をつくり、地域のつながりを深めようと3月から準備を進めてきた。リーダーを務める浜松日体高2年の堀田顕臣さん(16)は「想像以上に来てくれた。今日の改善点を生かし、これからも継続して開催していきたい」と話した。次回は6月10日午後2時から4時半まで。

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