モルックで健康増進 藤枝老人クラブ 200人楽しむ

 藤枝市内の老人クラブ54団体で構成する「さわやかクラブふじえだ連合会」は18日、健康活動事業の一環で、モルック大会を市民グラウンド野球場で開いた。市内5地区から60チーム計約200人が参加し、フィンランド発祥のスポーツを楽しんだ。

ピンに狙いを定めて棒を投げる参加者=藤枝市民グラウンド野球場
ピンに狙いを定めて棒を投げる参加者=藤枝市民グラウンド野球場

 競技は木製の棒「モルック」を投げて1~12の数字が書かれたピン「スキットル」を倒し、50点ちょうどの得点を狙う。下手投げで投てきを繰り返し、倒した本数や数字に応じて得点が入る。ピンは倒れた場所で立て直す。
 参加者は1チーム3人で臨んだ。50点を超えると25点に減点されるため、得点とピンの位置から50点にする戦略を練り、狙いを定めて投げた。作戦通りに得点が決まると、拍手したりガッツポーズしたりして競技に夢中になった。
 同連合会はスポーツを通じて高齢者の生きがいと健康づくりの充実を図るため、昨年からモルック大会を開催している。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞