スポーツ通じて地域振興 観光や商業 西伊豆町とJ3沼津が協定
西伊豆町とサッカーJリーグ3部(J3)アスルクラロ沼津を運営するアスルクラロスルガ(沼津市)は30日、スポーツを通じた観光や商業の振興などに関するパートナーシップ協定を結んだ。締結式が町役場で行われ、星野浄晋町長と高島雄大社長が署名した協定書を交わした。
同町のプロスポーツチームとの協定は3件目。子どもの健全育成や、高齢者と障害者の生きがいづくりにも共同で取り組む。星野町長は「子どもたちが夢を語れるまちづくりにつながるよう末永く関係をつくっていきたい」と述べ、高島社長は「スポーツを通じ、町の課題解決ができたらうれしい」と話した。
締結式には、5月にお披露目されたマスコットキャラクター「アスルくん」や、協定締結を仲介した県東部地域スポーツ産業振興協議会(E-Spo)の稲田精治会長らも参加した。