ハザードマップ活用 危険区域チェックを 御前崎

 御前崎市は4日、同市新野南町内会を対象に土砂災害避難訓練を行った。住民約40人が大雨時の避難ルートを確認し、本格的な出水期に備えて防災意識を高めた。

土砂災害避難訓練の一環で開かれた防災講座=御前崎市
土砂災害避難訓練の一環で開かれた防災講座=御前崎市

 避難先の長ケ谷公会堂では、県袋井土木事務所の担当者による防災講座も開催。災害から逃げ遅れないために自治体から発表される土砂災害警戒情報のチェックや、土砂災害の危険区域を示したハザードマップの活用を挙げた。担当者は「災害情報を積極的に収集し、早めの避難行動を心がけてほしい」と呼びかけた。
 参加者は土砂災害特別警戒区域に指定されている山の急斜面なども見て回り、地域の災害危険箇所を把握した。
 (御前崎支局・市川幹人)

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