園児がアイガモ放鳥「お米を守ってね」 浜松の2幼稚園

 アイガモ農法による米作り体験に取り組む浜松市東区の中ノ町幼稚園と和田幼稚園の年長児18人が6日、5月半ばに田植えを終えた同区安間町の水田を訪れ、アイガモのひなを放した。

田んぼに放したアイガモを見守る園児ら=浜松市東区安間町
田んぼに放したアイガモを見守る園児ら=浜松市東区安間町
アイガモのひなを田んぼに放す園児=浜松市東区安間町
アイガモのひなを田んぼに放す園児=浜松市東区安間町
田んぼに放したアイガモを見守る園児ら=浜松市東区安間町
アイガモのひなを田んぼに放す園児=浜松市東区安間町

 園児は毎年、同区の渡瀬克彦さん(77)が管理する計約10アールの田んぼで米作りに挑戦している。この日は、渡瀬さんと地元農家の指導を受け、生後2週間ほどのアイガモのひな約30羽を放鳥した。
 渡瀬さんは「カモは雑草や虫を食べて米を守ってくれる」と説明。ひなを優しく手に包んで田んぼに放した園児は、かわいらしく泳ぐ姿を見守りながら「元気でね」「いってらっしゃい」などと声をかけた。
 中ノ町幼稚園の百家由奈ちゃん(5)は「初めてカモに触った。温かかった。頑張ってほしい」と笑顔を見せた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞