にぎりずし 一つ一つ丁寧に 沼津で飛龍高生が挑戦

 飛龍高(沼津市)のフードクリエイターコースの3年生は13日、沼津魚がし鮨グループを運営する沓間水産(裾野市)の協力ですし職人体験をした。同校で行われ、生徒約30人が一人前を丁寧に握った。

すしを丁寧に握る生徒=沼津市の飛龍高(写真の一部を加工しています)
すしを丁寧に握る生徒=沼津市の飛龍高(写真の一部を加工しています)

 同社がすし屋の魅力を知ってもらおうと、2017年から毎年開催。川口武久広報部長(49)が講師を務め、米を丸形にし転がしてから、左手と人さし指で優しく包み込むシャリの握り方を生徒に伝授した。生徒らは慣れない動作に戸惑いながらも、マグロやイカ、エビなどのネタを一つ一つ慎重に握った。
 将来、すし職人を目指しているという秋山琉輝斗さん(18)は「学校ですしを握れるなんて思っていなかった。将来に生かせそう」と声を弾ませた。川口さんは「すし職人は大変なイメージがあるが、こつをつかめば難しくないはず。すし屋を身近に感じてくれるとうれしい」と話した。

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