ダンス時代劇 掛川の魅力も発信 西郷の局テーマ 18日上演 出演者が市長訪問
掛川市上西郷で生まれた徳川家康の側室、西郷の局の生涯を描くダンス時代劇「西郷の局-家康を魅了した、お愛さま-」(静岡新聞社・静岡放送後援)が18日、同市生涯学習センターで上演される。出演者が12日、市役所を訪れ、久保田崇市長にPRした。
来年開催される地域芸術祭「かけがわ茶エンナーレ2024」の事前イベントの一環。プロダンサーや歌手のほか、小学生から60代の市民も出演し、舞台芸術活動をする団体「ARTS C3 company」(山本真理子代表)がダンスや迫力のある殺陣を演出する。
地元をアピールするため、舞台上に戦国時代が起源とされる横須賀凧(たこ)を揚げたり、公演終了後に観客に掛川茶を振る舞ったりする予定。山本代表は「県外からも公演の問い合わせがある。掛川の魅力を知ることができる舞台になれば」と話した。
公演は午後1時と5時の2回。前売り券は一般指定席3500円、自由席2500円など。問い合わせは同団体<電090(5633)3219>へ。
(掛川支局・伊藤さくら)