eスポーツ用に誠恵高へデスク 沼津の伊藤工業 貸与

 金属加工業の伊藤工業(沼津市大諏訪)はこのほど、初の自社企画製品のフレーム付きデスク「KAKINE(かきね)」を同市沼北町の誠恵高eスポーツ部に貸与した。

伊藤工業が貸与したフレーム付きデスク=沼津市沼北町の誠恵高
伊藤工業が貸与したフレーム付きデスク=沼津市沼北町の誠恵高

 レーザー加工や溶接などの技術を駆使し、強度が高く角の曲線が美しいフレームで甲板を囲った。新型コロナウイルス下で間仕切りがしやすい4人用を開発し、1人用も作った。
 ゲームにも使われていると知り、地域貢献と製品PRを兼ねて、それぞれ1台貸した。伊藤博高社長(41)は「要望があればカスタマイズする。たくさん練習して全国優勝してほしい」と話した。
 昨年4月に発足したeスポーツ部は同校の部活動で最多の70人が所属。全国大会出場経験のある3年高槻燿太部長(17)は「この机のおかげで全国優勝したと言いたい」と張り切った。

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