⚽藤枝順心11連覇 全国切符 東海高校総体女子サッカー

 東海高校総体の女子サッカーは17、18の両日、磐田スポーツ交流の里ゆめりあサッカー場で行われ、藤枝順心が11連覇で全国切符を獲得した。

藤枝順心―帝京可児 前半12分につま先で先制点を決める藤枝順心のFW高岡(中央)=磐田スポーツ交流の里ゆめりあサッカー場
藤枝順心―帝京可児 前半12分につま先で先制点を決める藤枝順心のFW高岡(中央)=磐田スポーツ交流の里ゆめりあサッカー場


 ▽女子
 藤枝順心 12(7―0 5―0)0 高田(三重)
 聖カピタニオ女(愛知) 2(0―0 2―0)0 帝京大可児(岐阜)
 藤枝順心 2(1―0 1―0)0 帝京大可児
 聖カピタニオ女 7(3―0 4―0)0 高田


女王の貫禄 3戦19得点
 女王の貫禄を見せた藤枝順心が3戦全勝で計19ゴールを挙げ、11連覇を果たした。
 全日本高校女子選手権を制した前年度のチームより「爆発力がある」と中村監督が評する攻撃陣の中心はFW高岡。大勝した高田(三重)戦は5得点、帝京大可児(岐阜)戦も先制点を決めた。
 171センチの大型FWは得点嗅覚に加え、空中戦とポストプレーでもチームに貢献。ただ、昨夏の全国総体初戦負けの悔しさをピッチで味わった一員として「外したチャンスがあった。全国の高いレベル相手でも自分の持ち味を出さないと」と気合を入れ直した。
 帝京大可児戦では1年生のMF鈴木も中央でのコンビから得点を奪い、チーム内の競争は激しい。指揮官は「攻守に3、4人のユニットで連係したプレーが少しずつ出ているが、課題が残る。全国行きのメンバーはまだ決まっていない」と選手全員に奮起を促した。

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