ハウスミカン収穫始まる 夏の贈答用として人気 島田市神座
夏の贈答用として人気の高いハウスミカンの収穫が21日、島田市神座で始まった。極わせ品種の「高林」を生産者が丁寧に摘み取った。
JA大井川果樹林産協議会ハウスミカン部会の塚本明治部会長が先陣を切り、色鮮やかに実ったミカンを慣れた手つきで一つ一つ収穫した。甘みと酸味のバランスがとれた濃厚な味に仕上がったという。塚本部会長は「例年通りおいしいミカンができた」と話した。
収穫したハウスミカンは22日に同JA果樹林産センターで選果され、市場に出回り始める。ハウスミカン部会では島田、藤枝、焼津の3市の農家6軒が栽培していて、9月まで出荷が続くという。