米大学生×藤枝市民 英会話で親睦 国際友好協 5年ぶり対面

 藤枝市国際友好協会は21日夜、市民と米ヒューストン市にあるライス大の大学生との交流会「英語でしゃべらん会」を藤枝市の青島北地区交流センターで開いた。対面交流は新型コロナウイルス禍の影響で5年ぶり。小学生から大人までの地域住民と日本語コースを履修する大学生計約70人が参加し、英会話を通じて親睦を深めた。

英語を使ったゲームを楽しむライス大の大学生と藤枝の小学生=藤枝市の青島北地区交流センター
英語を使ったゲームを楽しむライス大の大学生と藤枝の小学生=藤枝市の青島北地区交流センター

 小学生と中学生、高校生、大人に分かれて交流した。小学生は大学生が考えた英語を使ったゲームに大はしゃぎ。英語と身ぶりで表現した動物やスポーツを当てたり、米国のじゃんけんやリンボーダンスなど体を使ったりして楽しんだ。大人らは日本と米国の文化の違いや漢字の意味、趣味、日本のドラマなどをテーマに会話した。
 参加した市立青島小4年の岡本梨央さん(9)は「外国人と英語で話せて楽しかった」と話し、同大1年のモディリム・イジャーマさん(19)は「藤枝の人は英語がとても上手。いろいろな話ができて面白かった」と笑顔を見せた。
 同協会は2015年度から大学生に向けて市内ホームステイの受け入れ支援を実施し、コロナ禍もオンラインで交流を継続してきた。大学生は22日に市内で座禅や茶席を体験する。
 (藤枝支局・青木功太)

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