税金の仕組み 理解深める 御前崎白羽小 6年生教室 「生活に身近と感じた」
御前崎市の白羽小で22日、6年生約40人を対象に「租税教室」が開かれた。国民が支払った消費税などは公共施設の運営やサービス提供に役立てられていることを学び、税金の仕組みについて理解を深めた。
掛川税務署管内租税教育推進協議会が主催した。講師を務めた市税務課の大石愛子さんは、徴収された税金は国や地方自治体の財源に入り、国会や地方議会での予算審議を経て道路整備や警察消防の活動に充てられていることを解説。「国民が税金を少しずつ負担することで大きな利益を得ている」と説明した。松井詩穏君(11)は「納税の大切さや税金が日常生活で最も身近であることを感じた」と話した。
(御前崎支局・市川幹人)