​妹尾(小山)女子100バタ初優勝 静岡県高校総体・競泳

 156センチと小柄な1年生妹尾(小山)が女子100メートルバタフライで県タイトルを獲得した。「後半リズムが崩れてしっかり前に腕を回せなかった」と悔やんだが、自己セカンドベストで全国総体参加標準記録を突破した。

女子100メートルバタフライ決勝 1分2秒24で優勝した小山の妹尾順華(写真部・二神亨)
女子100メートルバタフライ決勝 1分2秒24で優勝した小山の妹尾順華(写真部・二神亨)
女子100メートルバタフライ決勝1分02秒24で優勝した妹尾順華=県富士水泳場
女子100メートルバタフライ決勝1分02秒24で優勝した妹尾順華=県富士水泳場
女子100メートルバタフライ決勝 1分2秒24で優勝した小山の妹尾順華(写真部・二神亨)
女子100メートルバタフライ決勝1分02秒24で優勝した妹尾順華=県富士水泳場

 体格を補う技術が持ち味。「肘を立ててしっかり水をかくことを心がけた」と前半50メートルを28秒95と突っ込んだ。前日の200メートルが4位止まりだったように持久力が課題。後半は追い上げを受けたが、初優勝という結果を「素直にうれしい」と喜んだ。
 今まで全国で目立った成績はなく、全国中学総体に3年生で出場したが予選落ち。ただ、この1年で1秒以上タイムを上げ、自己記録は5月下旬の浜名湾選手権で出した1分02秒21。「東海総体で1分1秒台を出し、全国総体で決勝に残りたい」。伸び盛りのスイマーは次の目標を定めた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞