野菜摂取足りてる? カゴメ社員 浜松・南区で講演

 浜松市南区のクッキングスタジオチャコはこのほど、野菜の摂取について学ぶセミナーを同スタジオで開いた。講師を務めたカゴメの相沢宏一健康事業部長は、健康寿命を1年でも長く延ばすため、厚労省が目標とする1日350グラム以上の野菜摂取を勧めた。相沢事業部長は野菜の賢い食べ方を紹介し、「トマトやニンジンに含まれるカロテノイドには抗酸化力がある。がんや生活習慣病などの予防に重要な役割を持つ」と解説した。

「ベジチェック」を体験する参加者(右)=浜松市南区のクッキングスタジオチャコ
「ベジチェック」を体験する参加者(右)=浜松市南区のクッキングスタジオチャコ

 セミナーには同スタジオに通う生徒ら約30人が参加した。野菜の摂取量が推定できる機械「ベジチェック」の体験を行い、参加者は出た数値をもとに野菜不足になっていないかを確認し、食生活を振り返った。相沢事業部長は、野菜嫌いの孫を持つ男性の悩みに「無理に食べさせるのではなく、大人が野菜をおいしそうに笑顔で食べることが重要」とアドバイスした。

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