家康正妻の瀬名、嫡男信康しのぶ 浜松ドラマ館にメッセージボード
浜松市は2日夜、大河ドラマ「どうする家康」の同日の放送で徳川家康の正妻・瀬名(築山殿)と嫡男・信康が非業の死を遂げたことを受け、中区の「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」に2人への追悼メッセージボードを設置した。来館者やドラマファンは家康や国のために自ら死を選んだ2人をしのび、思い思いにメッセージを寄せた。
メッセージボードはドラマ終了後に設置し家康のかぶとにちなんだシダや瀬名が好んだボタンなどをあしらった。来館者や集まったファンらは花の形のカードに「2人が目指した平和な世は殿が必ず実現します」「徳川家を守ってくれてありがとうございました」とメッセージを書き、ボードに貼り付けた。17日まで設置する。
この日の放送は家康の生涯最大の悲劇となった築山事件のクライマックス。同館屋外広場では、ドラマの制作統括の磯智明さんと演出の村橋直樹さんによるトークショーとドラマ第25話のパブリックビューイングを行った。