努力する大切さ伝える 御前崎出身のプロサーファー佐藤、池田選手 第一小でキャリア教育

 御前崎市出身でプロサーファーの佐藤李(17)と池田美来(15)の両選手が5日、御前崎市立第一小でキャリア教育を行った。6年生約100人に対し、目標に向かって努力する大切さを伝えた。

子どもの質疑に応じる佐藤選手(中央)と池田選手(右)=御前崎市立第一小
子どもの質疑に応じる佐藤選手(中央)と池田選手(右)=御前崎市立第一小

 2人は通信制高校で学習に励む傍ら、国際大会に出場するため世界各国を転戦。競技映像を交えながらサーフィンの見どころを紹介した。
 子どもたちの質疑にも応じた。競技の楽しさについて問われた佐藤選手は「試合に勝つとうれしい」と語り、ほぼ毎日約6時間、練習とトレーニングに励んでいることを明かした。同校が母校の池田選手は「練習や試合を通じて世界の人々に出会える」とサーフィンの魅力を伝えた。2人は将来に向け、「五輪や世界大会でチャンピオンになりたい」と口をそろえた。
 8月24~28日に御前崎ロングビーチで開催される国際大会の実行委員会が企画した。同大会には佐藤、池田両選手も出場する予定。

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