⚽ジュビロ磐田 ３試合ぶりの勝ち点３ Ｊ２リーグ第２４節
明治安田Ｊ２リーグは５日、各地で第２４節の１１試合が行われ、磐田はホームで金沢を２－１で下した。
②ヤマハ（磐田２勝）▽観衆４３５５人
磐田 １１勝８分け５敗（４１） ２（１―０ １―１）１ 金沢 ７勝３分け１４敗（２４）
▽得点者【磐】ゴンザレス（２）古川（ＰＫ）（１）【金】豊田（１）
【評】磐田は前後半にそれぞれゴールを奪い、金沢に競り勝った。
立ち上がりから主導権を握り前半７分、遠藤のＣＫをファビアンゴンザレスが頭で合わせて先制。その後は相手に押し込まれ、セットプレーからゴールに迫られたがしのいだ。
後半も攻撃の手を緩めず、９分に古川が自ら獲得したＰＫを決めて追加点を奪った。３７分には自陣で球を失うと、中央を崩されて１点を返されたが、守りを固めて逃げ切った。
好相性 金沢の猛攻しのぐ
２戦連続ドローと消化不良の試合が続いていた磐田だが、ホーム３連戦目で、３試合ぶりとなる待望の勝ち点３を手にした。Ｊ２ホーム通算５０勝も合わせて達成した。
４日前の前節大分戦からＧＫ三浦を除き１０人を入れ替え。１週間前の甲府戦とほぼ同じメンバーで臨んだ。
この日はボランチにＪ２通算１００試合目となったＭＦ遠藤が入ると、序盤から存在感を示した。右ＣＫをＦＷファビアンゴンザレスの頭に吸い付くように合わせ、３試合ぶりの先制に成功。「僕はいいボールを配球するだけ。セットプレーでの得点は相手に脅威を与えられる」と振り返った。
パスを出しても動きを止めず、流動的にポジションを変えた。終盤は過去Ｊ２で７戦全勝と相性のいい相手の猛攻を振り切った。自ら切り込んで獲得したＰＫで今季リーグ戦初ゴールを挙げた古川は「自分の突破は唯一無二だと思っている。得点にこだわっているのでまだまだこれから」と胸を張った。
公式戦７連戦は折り返しを過ぎたが、次節９日は中３日、敵地で山形が待ち受ける。「次のゲームに勝つためベストの選択をしたい」と横内監督。公式戦負けなしは８試合に伸び、今は誰が出ても指揮官の期待に応えるような働きができる。１６日のホームでの藤枝戦まで残り３試合を走り抜くつもりだ。
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