⚾磐田南 オイスカ浜松国際に打ち勝つ 高校野球静岡大会1回戦

オイスカ浜松国際―磐田南 三回2死二塁の場面で本塁打を放ち、仲間と喜ぶ磐田南の二俣=磐田球場
オイスカ浜松国際―磐田南 三回2死二塁の場面で本塁打を放ち、仲間と喜ぶ磐田南の二俣=磐田球場

▽1回戦(磐田第1試合)
オイスカ浜松国際 110000020―4
磐田南      01202002×―7
▽本塁打 二俣(磐)
▽三塁打 竹山(磐)▽二塁打 星野、熊谷、林(オ)竹山、古橋、長谷川、伊藤(磐)
▽試合時間 2時間30分

 【評】磐田南は打線がつながりオイスカ浜松国際に打ち勝った。
 磐田南は2点を先行されて迎えた二回、竹山の適時打で1点差に詰め寄ると、三回には二俣の2点本塁打で逆転。伊藤にも2点適時打が出るなど主軸が躍動し、得点を重ねた。
 オイスカは、八回に梶原の適時打などで2点を返したが、届かなかった。
主将が昨夏雪辱 逆転2点本塁打  磐田南の主将二俣は逆転の2点本塁打でチームに流れを引き寄せ、スクイズ失敗で終わった昨夏の雪辱を果たした。「昨年の忘れものを取りにきた」。自らの一発で苦い経験を振り払い、満面の笑みを浮かべた。
 1点を追う三回、インコースの直球を迷わず振り抜いた。「的を絞り、低く、強く打つことを意識した」。狙い通りの一振りで打球を左翼スタンドまで運んだ。「おまえは打てる」と送り出した戸塚監督の信頼に応えた。
 八回には1点差に迫られたが、「全部受け止めるから、思いきり投げていい」と捕手として2年の主戦寺田をリードし、ピンチを切り抜けた。チームの中核は、勝利の喜びをかみしめながら「粘り強く戦う姿勢を貫く」と次戦を見据えた。
 (磐田支局・崎山美穂)

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