⚽ジュビロ磐田敗退 サッカー天皇杯 神戸に5失点

 サッカーの第103回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は12日、各地で3回戦が行われ、J2磐田は、J1神戸に2―5で敗れた。

磐田―神戸 後半17分、ゴールを決めて駆け出す磐田・船橋(中央右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半17分、ゴールを決めて駆け出す磐田・船橋(中央右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半、ドリブルで敵陣に攻め込む磐田・船橋(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半、ドリブルで敵陣に攻め込む磐田・船橋(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半、クロスに合わせて飛び込む磐田・船橋(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半、クロスに合わせて飛び込む磐田・船橋(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半17分、ゴールを決めて駆け出す磐田・船橋(中央右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半、ドリブルで敵陣に攻め込む磐田・船橋(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―神戸 後半、クロスに合わせて飛び込む磐田・船橋(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)


 ▽3回戦
神戸(J1) 5(4―0 1―2)2 磐田(J2)
▽得点者【神】斉藤、川崎2、汰木、佐々木【磐】船橋、古川
▽観衆 3840人

 【評】磐田は神戸の攻撃を止められず、完敗した。
 前半13分、CKのこぼれ球をゴール前で押し込まれて先制を許した。さらに24分にはカウンターから中央を突破され追加点を奪われた。30分にも速攻から3点目、39分にはミドルシュートで4点目を失った。
 後半17分、船橋が松本のパスを流し込み1点を返した。だが21分にはCKを頭で押し込まれて5点目を喫して突き放された。36分に古川が1点を返したが、及ばなかった。

 見せつけられた実力差 ユースの船橋 トップ初ゴールの光明
 6月から公式戦9戦負けなしの磐田が、J1で2位と好調を維持する神戸にどこまで食らい付けるか。番狂わせに期待が集まったが、前半の4失点でJ1で首位争いするチームとの実力差を見せつけられた。
 磐田はリーグ戦前節山形戦から先発全員を入れ替え。5日の金沢戦とほぼ同じ控え組のメンバーで挑んだ。
 前半立ち上がりで課題のセットプレーから失点すると、神戸の縦に速い攻撃についていけなかった。カウンターで振り切られ、クロスで揺さぶられ、遠めから仕留められ、なすすべなかった。
 今季J1とのカップ戦を含めて、ここまで公式戦9敗は全て1点差の惜敗。だが、この日は神戸の攻撃陣を止められず、公式戦今季ワーストの5失点。前半の大量失点で試合を早々に壊した。
 それでも、磐田ユース所属のFW船橋が後半途中出場し、トップチーム初ゴールを挙げたのは大きな収穫だ。「1点取りたいと思っていた。負けていたのでもう1点取りに行くつもりだった」と口元を引き締めた。
 J2リーグ戦で3位に浮上し自動昇格圏に肉薄した磐田だが、J1との差は大きいと痛感したのが実情だろう。「試合の入りや失点後のプレーを整理して次に向かいたい」と横内監督。肝心のリーグ戦は藤枝戦が中3日ですぐにやってくる。
 

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