⚾磐田南 熱海・佐久間にコールド勝ち 全国高校野球静岡大会2回戦
▽2回戦(浜松第2試合)
熱海・佐久間
000000―0
340003x―10(6回コールド)
磐田南
▽二塁打 内山、二俣2、古橋、大庭(磐)▽暴投 赤石颯(熱)
▽試合時間 1時間50分
【評】磐田南が熱海・佐久間を零封し、六回コールド勝ちした。
磐田南は初回、3安打と敵失で3点を先制。二回にも二俣、古橋の連続二塁打などで4点を追加した。六回には大庭の適時二塁打などで3点を挙げて試合を決めた。
熱海・佐久間は四回の1死二、三塁の好機を生かせず、本塁を踏めなかった。
熱海・佐久間 大敗も「悔いなし」 “14人”必死に食らいつく
車で片道3時間、東西200キロの距離を感じさせない、熱き“14人”は最後まで戦い抜いた。熱海・佐久間は磐田南に二回までに7点を許すもスタンドの大声援に鼓舞され、必死に食らいつきアウトを重ねた。主将の日吉(熱海)は「全てを出し切った。悔いはない」と振り返った。
昨夏(熱海・佐久間・新居の合同)をともに戦った佐久間OBの北野谷さんや新居OBの古井さんも応援に駆けつけた。「ピンチで声が聞こえてきて安心した」と日吉は白い歯を見せた。
記録員は初めてベンチに入った唯一の女子選手、杉田緑姫[ろびん](熱海)。「もらった『14』は背中につけられなかったけどベンチで一緒に戦えたことがうれしい」。全員で戦った夏が終わった。
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