サザエ800人でつかみ取り 松崎・雲見海岸 合図で一斉に疾走

 松崎町の雲見観光協会は17日、海水浴シーズンの幕開けを告げる恒例行事「雲見温泉サザエ狩り」を同町の雲見海岸で開いた。多くの家族連れや観光客が訪れ、波打ち際や浅瀬にまかれたサザエ約3000個(約300キロ)のつかみ取りに臨んだ。

サザエを拾い集める参加者=松崎町の雲見海岸
サザエを拾い集める参加者=松崎町の雲見海岸

 子どもと大人の両部が開催され、町内外約800人が集まった。参加者は砂浜で横一列に並び、スタートの合図に合わせて一斉に走り出した。一つでも多くのサザエを拾おうと夢中になって探し回っていた。
 高橋博幸会長は「参加者が大勢来てくれて良かった。昨年は水害に遭ったが、今年は穏やかに過ごせることを願っている」と話した。
 (松崎支局・太田達也)

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