サンゴ増えきれいな海に 静浦小中一貫校、沼津で植え付け体験
静浦小中一貫校(沼津市)は19日、同市獅子浜でサンゴの植え付け体験を行った。
シーマンズ獅子浜ダイビングサービス(同市)の協力で実施。中学生に当たる7年生24人が、9年生時の沖縄修学旅行に向けた総合学習の一環として臨んだ。
生徒らは事前にヒメエダミドリイシというサンゴの一種が地元の海で失われつつある現状を学んだ。実習は職員からロープの間にサンゴを挟む植え付け方法を確認した後、同種のサンゴを丁寧に差し込んだ。
サンゴを植え付けたロープは海中に運ばれた。杉山優星さん(13)は「地球温暖化が影響してサンゴが減っていると聞いた。植え付けたサンゴが増えて、きれいな海になってほしい」と話した。