公共施設や薬局 涼む場に 島田、官民で熱中症対策

 島田市やウエルシア薬局、大塚製薬はこのほど、「クーリングシェルター(夏のお休み処)」と銘打ち、熱中症対策として市内の公共施設や民間施設で市民らに一休みしてもらう取り組みを始めた。9月末まで。

熱中症対策として市民らが一休みできるスペースを設けた=島田市のプラザおおるり
熱中症対策として市民らが一休みできるスペースを設けた=島田市のプラザおおるり

 同市は両社とそれぞれ包括連携協定を結び、健康増進や熱中症対策などに取り組んでいる。今回は公共施設13カ所のロビーなど、ウエルシア薬局4店舗内の地域協働コミュニティースペース「ウエルカフェ」を一般開放し、いすなどで休憩することができる。大塚製薬が提供する熱中症対策の啓発ポスターなども掲示する。利用時間は原則午前8時半~午後5時15分。
 初日はプラザおおるりに市職員が手作りのベンチを設置し、気軽に利用できるようのぼり旗も掲げた。大塚製薬の協力で、スポーツ少年団の指導者や保育士らを対象に熱中症対策アンバサダー講座も開催している。

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