豪雨被災者支援へ 浜名湖パルパルにガチャガチャ設置 浜松・北区の障害者施設

 浜松市で6月に発生した豪雨災害の被災者を支援しようと、浜松市北区三ケ日の障害者通所事業所「ゼロベース三ケ日」は24日、ガチャガチャの売上金の一部を被災者に届ける「義援金ガチャ」を、同市西区の浜名湖パルパルに設置した。パルパルを運営する遠鉄観光開発の協力で8月末まで設置する。

「義援金ガチャ」を紹介する利用者ら=浜松市西区の浜名湖パルパル
「義援金ガチャ」を紹介する利用者ら=浜松市西区の浜名湖パルパル

 利用者がデザインしたかわいらしいテントウムシやヒマワリ、「I LOVE HAMAMATSU」の文字が刻まれた缶バッジなど全7種類をそろえた。1回100円。
 夏休み中、ガチャガチャを通じて手軽に募金に参加し、缶バッジを服やかばんなどに身につけて楽しんでもらおうと企画した。同事業所の平沢文彦施設長は「ガチャガチャを通して、災害の風化防止につながれば」と話した。
 (浜松総局・小林千菜美)

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