あいさつや地名を手話で 伊豆市、小学生対象に講座 25年デフリンピック開催向けて
聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の2025年大会自転車競技が地元開催される伊豆市は26日、小学生を対象にした手話講座を同市の修善寺生きいきプラザで開いた。小学生とその保護者約20人が手話の実技指導を受け、デフリンピックの歴史や大会内容などについても理解を深めた。
参加者は市聴覚障がい者協会会員らから「おはよう」「こんにちは」といったあいさつや「修善寺」「中伊豆」「天城」など市にちなんだ地名や言葉の手話を学んだ。あいさつ、自己紹介、名刺交換までの一連の流れを、手話を取り入れて挑戦した。
同競技は東京五輪・パラリンピックも開催された同市の日本サイクルスポーツセンターで11月に実施される。