一足早い稲刈り 早場米「あきたこまち」 浜松の京丸園

 浜松市南区の農業法人「京丸園」は28日、静岡県内の他産地より一足早く同区の田んぼで稲刈りを行った。早場米「あきたこまち」の苗を3月末に植え、無農薬のアイガモ農法で栽培した。

静岡県内他産地に先駆けて行われた稲刈り=28日午前、浜松市南区
静岡県内他産地に先駆けて行われた稲刈り=28日午前、浜松市南区

 約3200平方メートルの田んぼに実った黄金色の稲を、鈴木啓之会長(87)が乗用型の稲刈り機で収穫した。ことしは気温の高い日が多く、例年よりも生育が早かったという。鈴木会長は「夏は食欲が落ちる。パワーが出る新米を食べて乗り切ってほしい」と話した。
 新米は来週末頃から、市内のJAとぴあ浜松ファーマーズマーケット東、白脇、三方原店などで販売する。

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