夏の夜空 見上げてみよう 小学生に星の魅力解説 オイスカ浜松国際高天文自然科学部

 オイスカ浜松国際高(浜松市西区)の天文自然科学部は28日夜、地域の小学生を対象にした星空観察会を同校で開いた。子どもたちが天体望遠鏡やプラネタリウムで星の魅力に触れた。

望遠鏡で星空を観察する児童=浜松市西区のオイスカ浜松国際高
望遠鏡で星空を観察する児童=浜松市西区のオイスカ浜松国際高


 小学3~6年生とその家族計31人が参加した。同部は教室内に直径約4メートルのプラネタリウムドームを設置。部員がドーム内に投影された夏の大三角などについて解説した。好きな星座をデザインした缶バッジや紙に穴を開けて作るミニプラネタリウムの工作にも挑戦し、参加者は夢中になって取り組んでいた。
 最後は屋上に移動し、同校の天文台にある天体望遠鏡や反射望遠鏡で月面や北斗七星を観察した。和地小6年の土屋希望さん(11)は「大きな望遠鏡で星が見られて楽しかった。高校生の説明も面白かった」と笑顔を見せた。
 同部の泉燎佑さん(15)は「興味津々な様子で観察してくれて良かった。自然の面白さや奥深さに触れてもらえれば」と話した。
 (浜松総局・山川侑哉)

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